こんな課題はありませんか?
生産性や利便性を向上させるために、IoTが活用されるケースが増えてきました。実際、現場の状況を隅々までリアルタイムに把握することができるようになるIoTは、農業・製造・サービス・物流・小売等、すべての産業に大きな生産性向上をもたらしうる重要なテーマと言えます。しかしIoTネットワークにはこれまでのコンピュータ・ネットワークとは違う要件が求められるため、サービスの選択やネットワーク設計が難しいことが課題となっています。
- ● 通信量は上り回線のほうが多くなる
- ● 高速性よりも超低消費電力性が必要な場合が多い
- ● IoT端末には高度なセキュリティ機能を搭載できない場合がある
- ● 無線局免許が必要なケースがある
課題の解決策
IoTネットワークは大まかに近距離部分と遠距離部分に分かれます。1つの工場内や農場内などの近距離では無線PANと総称される数十メートルクラスの無線通信技術やWi-Fiでデータを収集し、それをクラウドに送る遠距離部分では通信キャリアが提供しているIoT向け通信サービスを利用する、といった組合せが一例です。
IoT向け通信サービスはLTEや3Gなどの一般的な無線通信技術をベースに、上り容量の増加、VPNまたは閉域網通信による高セキュリティ化、SIM管理API、通信量追加オプション、グローバルIP付与など、IoTに求められるさまざまな特長を備えています。
日本通信ネットワークが選ばれる理由
IoTネットワークに求められるデータ量・消費電力・通信速度・到達距離などの要件は千差万別です。日本通信ネットワークは、お客様のビジネス・ニーズに合わせて近距離/遠距離を総合した最適な提案・運用を行う能力で支持されています。
- ● 工場設備の稼働監視/営業車両のトラッキング/農場環境モニタリングなど、会社ごと現場ごとに異なるさまざまな用途をヒアリングし、最適な近距離/遠距離通信システム構成をご提案
- ● 無線通信技術に関する豊富な知見により、専門的な知見が必要で手間のかかる設計・構築・運用を一貫してサポート、ひとり情シスでもIoTソリューションの導入運用を可能にします
導入効果
新しい技術領域であり、多様な技術開発が進んでいるため技術調査・選定だけで多くの労力を要するIoTネットワークに関して、短期間で工数をかけずに各社固有のニーズに合った構成で設計・構築・運用することが可能です。
- ● データ量・消費電力・通信速度・遅延・距離等の事情を加味した最適な近距離通信システムを選択可能
- ● IoT機器からのデータ収集でVPNまたは閉域網による高セキュリティな通信を使用可能
- ● SIM管理API、通信量追加オプション、グローバルIPなどの付加機能によりIoTの運用の柔軟性向上と省力化を実現