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2019.12

「無線LANがつながらない…」を防ぐためのネットワーク構築法

オフィスのどこからでもネットワークに接続できる無線LAN。今ではつながって当たり前となっている無線LANですが、運用管理が大変……。セキュリティリスクやレスポンス低下、社外からの活用など、無線LANの課題とその解決策を解説します。

01セキュリティが必須!盗聴/不正侵入を確実に防ぎたい

ペーパーレス化、柔軟なオフィスレイアウトの変更、フリーアドレス化など、メリットが多い無線LAN。その反面、セキュリティという大きな課題があります。誰でもどこからでもアクセスできることから、不審者が忍び込み、盗聴したり不正利用したりする危険性を指摘されています。
セキュリティの統制と強化において、第一歩となるのが「セキュリティポリシー」の制定です。これはセキュリティ対策のよりどころとなるもので、社員全員が順守しなければなりません。禁止事項をどこまで具体的に記述するかがそのポイントとなります。
無線LANのセキュリティで不可欠となるのが暗号化です。暗号化することで、許可されていない第三者は無線LANに入り込むことができなくなります。暗号化にもいろいろな方式がありますが、取り扱いやすい最新の暗号化方式を採用しましょう。
また、利用者のアカウントや接続端末の管理も重要です。アクセス権限を利用者や端末に持たせることで、セキュリティレベルを維持できます。

02大勢でも動画配信でもストレスなく使うには

「レスポンスが悪くなった」「ダウンロードに時間がかかる」など、ネットワークを利用しながら仕事をしていると通信速度が気になります。とりわけ、無線LANに関しては通信速度の面で有線と比べて不安を持っている方が多いようです。
「社員がパソコン以外にスマートフォンでもネットワークにアクセスするようになった」「ネットワーク経由で利用するアプリケーションが増えた」「動画コンテンツ入りの業務システムに切り替わった」など、速度が遅くなった原因として思い当たるものが多いのではないでしょうか。

レスポンス対策で最初に行わなければならないのはネットワーク帯域の分析です。構内で帯域が狭いところが数カ所ある場合は、アクセスポイントの再配置が必要かもしれません。それでも効果がなければアクセスポイントの追加を行なうことになります。
大容量の動画ダウンロードをしばしば繰り返している社員がいる場合は、その社員に警告しなければなりませんし、帯域制御をする必要があるかもしれません。経験とノウハウが必要となる対策です。

03働き方改革?外出先や自宅からでもシームレスに!

「東京オリンピックへ向けて中堅・中小企業も必須!? テレワーク導入の課題とメリット」でも紹介しましたように、多くの企業がテレワークに興味を寄せています。東京オリンピックの開催中だけでなく、テレワークを導入することで、構内はもちろん、外出先の電車の中やお客様オフィス、さらには自宅のパソコンからでも自社オフィスにいる時と同じように仕事を行なえるようになるからです。働き方改革の実現をサポートし、社員のモチベーションアップと生産性向上が期待できます。

例えば、テレワークを実現する代表的なツールに仮想デスクトップ環境があります。「社外からの接続方法」を用意しておくことで、会社がパソコンを貸与することなく、自宅のパソコンからセキュアにアクセスできるのです。さらに、現在ではサテライトオフィスの開設も耳にするようになりました。そのサテライトオフィスのパソコンからも、自分のデスクトップを開いて作業できます。
もちろん、社内のどのパソコンからでも自分のデスクトップにアクセス可能です。会議室に設置された端末やタブレット、スマートフォンからでも、無線LAN経由で必要な情報を参照できます。
こうしたテレワークを可能にするツールは複数あり、システム構築には高度な技術力が求められます。また、情報システム部門が管理しなければならない端末が増えることから、端末の管理の効率化も必要となってきます。

044つのポイントを押さえた無線LAN構築を!

無線LANは大変便利なシステムですが、紹介したようにいくつかの課題解決も必要となります。具体的には「無線LANアクセスポイントの設置と管理」「セキュリティポリシー」「利用者アカウント/接続端末管理」「社外からの接続方法」などです。これらは必須となる基本的な項目ですが、いずれも経験と技術力が求められます。
例えば、「セキュリティポリシー」においても「記述方法がわからない」「どこまで記述するべきか疑問」「どのように徹底すればいいのか不安」など、さまざまな疑問が浮かびます。「ネットワーク帯域の分析」を行なう必要があるといわれても、「このためだけにツールを購入するのは……」「解析する技術力がない」「定期的に見直すマンパワーがない」などの問題が生じるかもしれません。

このような時に頼りになるのが企画・調査、ツール選択、設計、構築・導入、運用、セキュリティ維持まで、トータルにお客様企業をサポートできる通信サービス会社です。現在、ひとり情シスや兼業情シスが増加しており、運用負荷の大きいネットワーク関連の作業を持て余している企業が多くあります。まずは、高度な技術と豊かな経験を持つ通信サービス会社に相談してみましょう。